💙まだ極めたい”Kawaii”がある。

Kawaii沿線の皆さま、読者さま、こんにちは!

みりめいです。

2022年4月1日、
私のTwitter、TikTok、InstagramのアカウントIDを
@kawaiirailroadsに統一しました。

https://www.instagram.com/kawaiirailroads/

https://www.tiktok.com/@kawaiirailroads

また、前回の限定記事より、pixivFANBOXにご支援くださっている方を
Kawaii沿線民とお呼びすることを発表しました。

今日は2019年頃より使用している”Kawaii”ワードへのこだわりを綴ろうと思います。

元々”かわいい”には抵抗があった

みりめいの絵はかわいいよね。

描くたびにそう言われたから、新鮮味なし。

漫画ももっと面白いって評価されたい。

男の子キャラはイケメンって言われたい!

そんな卑屈で強欲な時期を経つつ、
結局こんなかわいいかわいい言われるなら私の最大の武器はそれなのだろう……
と急に悟りを開き、
同時に、周りに鉄道擬人化創作をされる方が増え、
みりめいの擬人化として看板がほしいと思い立ったことで、

よし、Kawaiiを看板にしよう。

と決意しました。

Kawaii Railroadsというタイトルにすると決めたとき
意識したポイントは以下。

・日本、シンガポール、スイスの鉄道擬人化を三枚看板とすることを
 決めていたため(※当時はスイスの漫画である『アルプス横断記』には未着手)、
 タイトルを英字表記にする

・でも日本発とわかるようにする
 (未翻訳であるにも関わらずアメリカやシンガポールから読んでくださる方が。感謝)

・「路線」擬人化であることを強調するため
 RailwayではなくRailroadsとすること
 (あとrが続くとかわええやん。なんかコロコロしてて)

「かわいい」と言われることを誇ること

……まあ、実際はかわいい絵に釣られたら本編がかわいくなかった(シリアスだった)という
ご感想や、一部キャラにはイケメンというご支持もいただけるようになりましたが(うれしい)、
このタイトルにしておいて良かったなぁと思います。

だって、それすらも内包してしまうのがかわいい、Kawaiiだから。

それを改めて実感した出来事がありました。

2021年秋、Kawaiiが燃えた

また、このタイトルにより一層こだわりを持つようになった事件が上記の時期にありました。

セーラームーンなど、日本のポップカルチャーのコスプレをした黒人の女の子が大バッシングに遭い、

TikTokのアカウントが消されることとなってしまった炎上事件。

バッシングをした側の大義は以下。

・Kawaiiは日本の文化なのだから日本以外の人が使うのは差別にあたる
・黒人がアジア人のキャラクターをコスプレするのは文化の盗用だ

……正直、米国系日本人ながらアイデンティティは日本寄りの私からしたらよくわからない言い分です。

要するに、気に入らない人(この場合、コスプレでアクセス数やいいねを伸ばす黒人)を叩きたいだけでしょ?
これ白人でも叩いた? と。正直なところ。

その後、アカウントを消してしまった方に届け! と、
原宿系クリエイターの紅林大空(はるか)さんが、動画で彼女を擁護しました。

曰く、

Anyone can use Kawaii.

紅林大空さんの動画

この一文に、日本で生まれ育ち、諸外国の文化と触れることで時代ごとの進化を遂げてきた、Kawaiiカルチャーの立ち位置がある。

非常に感銘を受けました。

各国で事情は違います。
アメリカでは、基本的にアニメキャラの人種に近い担当声優が充てられます。
ディズニープリンセスの声優さんなんかが有名です。

有色人種役を白人が演じてホワイトウォッシュと問題視される、その歴史的・文化的背景は理解されるべきでしょう。
しかし、日本では、演者や作者の外見的特徴よりも精神性にウェイトが置かれる傾向にあります。
ある人がセーラームーンのコスプレをするとき、自身の前世と向き合いながらも周囲の人を助け、愛する人を守り、正義のもとに行動する彼女の精神性をリスペクトしているならば、演者の人種、性別、年齢は問わない
と考えられる方が多いのではないでしょうか。

私の擬人化作品も、キャラの大半は日本の若者の容姿をしていますが、全員ではありません。

どんなキャラもKawaii Railroadsの名の下に集って良いし、
鉄道の面白いところを「Kawaii」という視点から発信したいし、
かつては忌避していた「かわいい」という言葉も喜んで受け入れたい。

だからこそ、私の作品を支持してくださる方は、
どんな方でも、リスペクトを込めてKawaii沿線民と呼びたい。

そんなことをぐるぐる考えていた半年間でした。

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